昨日の続き
あらすじ
時は2001年、ついにこの日こけら落としのさいたまスタジアム
6万人のレッズファンで埋まる会場に、命知らずにもマリノスのユニを着て観戦に行ったおっちぃご一行
これからどうなってしまうんでしょうか?
「(中村)俊輔サイコー!日本のエース!!!ヽ(´ー`)ノ」
「小野(伸二)って誰?ヤスシのこと?プププwww∩(・∀・)∩」
などと暴言を吐きながら平和に稲中を読み続けるおっちぃご一行
ところが次の瞬間、6万人のファンが一斉に
「WE ARE REDS !! WE ARE REDS !!」
と大合唱を始めました
それはまさに地響きのようで、我々数人のマリノスファンには地獄からの叫び声のようにも聞こえました
それだけでも十分ビビってたのですが、その後一緒に居たみんながとんでもない噂を言い出しました
「あいつら試合に負けると応援団同士で殴り合っているらしい」
「時にはそれに選手まで加わる」
「あいつらのユニフォームには血の赤が混ざっている」
「カル○ス・ゴー○(マリノスのスポンサー日産の当時の社長)の遺影を作って横浜周辺を中指立てて歩いてた」
「みんなブランキー・ジェット・シティみたいな革ジャンを着ている」
どこまで本当か分からない分逆に怖い話が始まってしまい、試合開始前から全員が意気消沈してしまいました
それだけでもだいぶ精神的プレッシャーが強かったのですが、その試合は後に有名な解説者が
「レッズのサッカーはまるで幼稚園児のサッカーですね」
と言ったほどの(レッズファンにとっては)しょっぱい試合で、最後は我々数人のマリノスファンが
「マリノス!頼むから勝たないでくれー!!」
と叫ぶほどのカオス状態でした
結局そんな中応援している神経があるわけも無く、試合が終了する前に半べそで帰った我々でしたとさ
ーおしまいー