人間の五感とは
こんばんわおっちぃです
いよいよ2006年も終盤を迎え、皆さまいかがお過ごしですか?
夜中まで見ていたサッカーがしょっぱい結果になってみたり、
多村さんに引き続き門倉さんまで我がベイからオサラバしそうだったり、
代々木アニメーション学院が潰れてみたりと、本当にせちがらい世の中ですよね
こうなると楽しみは年末の例の祭典って事になるのですが、そこはアレなお祭りだけあって
様々な注意が必要になってくるわけです
今から2年前、まだコミケに生恥め行き始めでオタ友もほとんどいなかったわたくしは
当然のように行列の中にたたずんでいました
その日は運悪く大雪になってしまい、皆が仲間たちと楽しくおしゃべりをする中、
わたくしは一人寂しく祭典の開幕を待っていました
デビュー直後の力というのはすごいもので、前日は興奮のあまり眠れず不眠のまま
始発を駅で待っていたほどでした
おかげで体調は微妙でも前に並ぶことが出来、こいつは良かったと一人で悦に入っていたのです
ところが人の感覚というのは面白いモノで、極限の状態になると麻痺するどころか
いつもよりも鋭敏になってしまうことがあります
これはサバイバルを生き抜くために培われた人間の本能というものであり、
たとえば視覚を倍増させ、自分に襲いかかる敵から逃げる道を確保してみたり、
たとえば聴力を研ぎ澄まし、敵が接近して来ればすぐに足音で感知してみたりと
理にかなった防衛本能を醸し出すのです
当日なぜだか防衛本能が働き、あろう事か嗅覚が異常なほど鋭くなってしまったおっちぃさん
その日は徹夜でコミケに行ったばかりにもかかわらず、周囲から煌々と神々しく発せられる
お兄ちゃんとか兄チャマとかあにぃとか兄上様とかのビター・スゥエット・フレイバー(苦汗臭)に
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍べなくなり、さっさと帰ったのでありましたとさ
<おしまい>