たまには2



と言うわけで昨日の続きです

あらすじ: 昨日の読んでください(またかよ)


さて怒涛の嵐と寒さの中曳舟駅についたわたくし、考えてみればまだお昼を食べておりません

とりあえず近くにマックとかはあったのですが、体温がだいぶ低体温症に近付いている気がしたので

あったかいもの食べないと軽く死ぬかもな、もしくはちょっと寝ただけで永遠に目が覚めない

どっかのアニメ状態になるかもな、と僕の体がシグナルを発していたのでラーメンを食べました


店員二人がヤンキーねえちゃん、しかし店内にかかっている有線は80年代アニメスペシャ

と言う謎のラーメン屋で食事をすませ、無料送迎バス(実際はどう見てもただのライトバン

の発車を待つため大雨の中、一人で停車所に並びました


なんとか事務所に着きましたが、僕は一度も来たことが無かったので座る席すら分かりません

まわりも全員知らない人なので聞くことも出来ず、一人キョドッてウロチョロしていると

絵に描いたような秘書っぽい人があからさまに疑いの眼差しで僕に話しかけてきました


どうやら僕が座ろうとしていた、明らかにひとつだけ空いている席は来客用スペースのようです

僕は彼女らにとって見慣れない資本主義のブタではあるけれど、この事務所のだれからも必要と

されていない家なき子ならぬ席なきリーマンではあるけれど、同じ会社の人間なので座れません


<つづく>